今回は、福山雅治さんのお話です。
ある時期からデビュー当時の曲の思い出話など、昔の話をよく聞かれるようになった福山さん。
キャリアを重ねれば重ねるほど、そうした機会が増えていくわけですが、当然ご本人はあまり覚えてない。
そうすると「どこか違っちゃっているんじゃないか」「話を盛っちゃってるんじゃないか」……つまり「ウソをついているんじゃないか」ということに囚われはじめたそうです。
そこで、それをタモリさんにご相談された。
すると、タモリさんから、
「つまらない真実より、面白い嘘のほうがいい」
という言葉が返ってきたそうです。
以来福山さんは、エンターテイナーとして数%の本当があれば、それは人を楽しませるための「エンタメな嘘」と割り切れるようになったとのこと。
さて、最近は「正義中毒」という言葉に代表されるように「自分の正しい」を人に押し付けて、攻撃的な言葉で人を叩く人が少なくありません。
もちろん本当のことを言ったり、正しいことをすることは、とても大切なのですが、それに囚われすぎて他人を執拗に攻撃したり、自分で自分の枠を狭めちゃうのもどうかなと思うのです。
時には「正しい」よりも「楽しい」を優先する。
そのために「エンタメな嘘」をつくことがあってもいい。
そんなゆとりをお互い持ちたいものですね。
ちなみに、私は社会人になりたてのころ、仕事はダメダメでしたが、人にはモテました^^
さて、どこまでが本当で、どこが嘘なのか……
それは読者の皆様のご想像にお任せします^^
それでは、みなさん、今日も1日お疲れ様でした&ありがとうございました!
この記事へのコメントはありません。